【東京国際自動車会議09】中国・東風首脳、今年の新車需要は1300万台に

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日経BP社主催の「2009東京国際自動車会議」が20日都内のホテルで開かれ、出席した中国・東風汽車の任勇副総裁は、今年の中国新車需要は1300万台に達するとの見通しを表明した。

任副総裁は日産自動車との合弁会社である東風日産(乗用車)の副総裁も兼務している。任副総裁は今年の需要見通しについて「10月以降も鈍化する様子はなく、年末には自動車の需要期も控えている」とし、年間では1300万台規模との予測を示した。

中国は今年米国を抜いて初めて、世界最大の新車マーケットとなるのが確実となっている。1300万台だと、08年実績の957万台からは36%の伸びとなる。

任副総裁は来年以降も中国の経済成長や1人当たりGDP(国内総生産)の順調な伸びなどにより、今後5年程度は乗用車だけで毎年100万台の拡大が可能との強気の見通しも明らかにした。

《池原照雄》

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