日立化成、エコカー向けリチウムイオン電池用カーボン負極材を量産へ

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環境対応自動車用負極材の量産ラインが新設された負極材工場
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日立化成工業は20日、ハイブリッド車(HEV)、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)などの環境対応自動車向けにリチウムイオン電池用カーボン負極材の量産ラインを茨城県ひたちなか市の山崎事業所に設置したと発表した。11月から稼動開始する。投資額は約10億円。

同社は、民生用負極材の研究開発で培った、粒子形状や表面構造の制御技術などをもとに、環境対応自動車用負極材として、高エネルギー密度化が可能な黒鉛系負極材、入力特性に優れる非晶質炭素負極材を開発した。

また、負極材の表面を、電解液や温度に対しても安定化させることで、電池の長寿命化と高い安全性を両立することもできたとしている。
 
生産体制も整ったことから今後、HEV、EV、PHEVなどそれぞれのタイプの自動車に対応した最適な負極材を提案していく。
 
拡大の見込める環境対応自動車向けの需要を取り込み、民生用を含めた負極材全体で2015年に売上高300億円を目指す。
《レスポンス編集部》

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