セイコーエプソンは、産業ロボット用コントローラーの新製品『RC620』の販売を開始した。出荷は、10月末からを予定している。
新製品は、同社の産業用ロボット全機種を駆動できる最新機種で、従来製品『RC180』の上位機種で、ワークセルコントローラーとしてコントローラー1台でスカラロボット2台(8軸)、ドライブユニットを接続することで最大16台(20軸)のマルチマニピュレーター駆動が可能となるため、より多彩で広範なシステム構築が可能となる。
高機能PCベースコントローラーとしてのさまざまな付加機能で、装置全体の用途を多様化するとともに、使い易さを拡大した。
また、高速コンベヤートラッキングによって高速で流れる部品・製品をすばやくピック&プレイスが可能。高解像度画像処理オプションにより位置決めや、方向揃えの精度も向上した。