車線変更のワゴン車、後続車に押し出されて横転

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11日午後、福島県白河市内の東北自動車道上り線で、車線変更してきたワゴン車に対し、後続の乗用車が追突。ワゴン車が路外に逸脱して横転する事故が起きた。この事故でワゴン車に乗っていた5人が死傷している。

福島県警・高速隊によると、事故が起きたのは11日の午後1時25分ごろ。白河市小田川(N37.9.32.3/E140.16.12.6)付近の東北自動車道上り線を走行していたワゴン車が、第2車線から第1車線へと車線変更したところ、第1車線を後ろから進行してきた乗用車と接触。ワゴン車は接触の弾みで押し出されるようにして路外に逸脱し、道路左側のガードレールに衝突して横転した。

この事故でワゴン車の助手席に同乗していた33歳の女性が車外に投げ出されて全身を強打。近くの病院に収容されたが、事故から約6時間後に死亡。運転していた新潟県燕市内に在住する34歳の男性が胸部骨折の重傷。後部座席のチャイルドシートに着座していた子供3人が打撲などの軽傷を負っている。後続車を運転していた栃木県宇都宮市内に在住する47歳の男性にケガはなかった。

現場は片側2車線の緩やかなカーブ。警察では安全確認に怠りがあったものとみて、ワゴン車を運転していた男性の回復を待ち、自動車運転過失致死傷容疑で事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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