【新聞ウォッチ】冷え冷え冬のボーナス、自動車は最悪27.9%減

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2009年10月7日付

●日航9割採算割れ 国内線廃止追加は必至(読売・1面)

●CO2排出中国が1位、07年世界の21%、米を抜く(読売・2面)

●プリウス総合首位、上半期新車販売(読売・8面)

●タイヤで燃費向上、少ない摩擦乗り心地もよく長持ち(読売・18面)

●補正見直し2兆5169億円、なお上積み要請(朝日・1面)

●ガソリン暫定税率廃止なら、GS団体「在庫分還元を」(朝日・7面)

●パナソニック、EV向け電源独自開発へ(朝日・13面)

●充電1500回首位奪還へ、三洋電機が新型「エネループ」(朝日・13面)

●シーテック開幕、環境にやさしい先端技術(産経・1面)

●王者トヨタEVも出展 東京モーターショーエコ戦争(産経・11面)

●今冬のボーナス最大の13%減、一部上場調査平均65万円(東京・1面)

●高速道路4車線化6区間で凍結(東京・1面)

●輸入車10万台割れ、上期販売21年ぶり低水準(東京・8面)

●新ハイブリッド月間3500台生産へ、トヨタ計画(東京・8面)

●リチウムイオン電池材料、環境車向け参入相次ぐ、東ソーや昭和電工安全・低価格競う(日経・1面)

●米事故で注意喚起、トヨタ、再発防止急ぐ(日経・11面)

ひとくちコメント

今年冬のボーナスが昨年冬と比べて13.1%減となり、今年夏の14.4%減に次ぐ、2番目の下げ幅という。民間の調査機関「労務行政研究所」が東証1部上場企業218社分の集計で明らかになったもので、きょうの各紙が取り上げている。

それによると、ボーナスの平均額は65万9864円で、昨年冬より9万9619円減。このうち、輸送用機器は22.0%だったが、自動車産業だけを取り上げると27.9%減と大きく落ち込んでいる。

新車販売ランキングで『プリウス』が4か月連続で首位だったトヨタ自動車。しかし、豊田章男社長は「わが社の経営状況はどん底に近い」と述べているように、昨年秋以降の世界的な自動車不況に加え、1ドル=88円台を記録する急激な円高の影響などで、経営環境が一段と悪化することが懸念される。

《福田俊之》

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