最高出力630PS、最大トルク800Nm、最高速度329km/hというベントレー史上、最速・最強モデルの『コンチネンタル・スーパースポーツ』(3150万円)は、すでに日本国内で数台の受注が入っているという。
「スーパースポーツの受注は年内で10台前後を見込んでいる」と話す同社は、今年度の販売予測を“上方修正”したことを明らかにした。
ベントレーモーターズジャパン代表のティム・マッキンレイ氏は、この上方修正について、「日本ではこの2か月間、ユーザーからのオーダーが徐々に増えていることを鑑みて、今年度の(全体)販売予測を上方修正した。今後、継続的に新型車を導入することによって、販売台数を回復させていきたい」と語った。
同社によれば、国内の販売台数は、「2006年の約500台をピークに、400台、300台、200台、と年々落ち込んでいた」という。また、今回のスーパースポーツの導入で勢いを付け、「上方修正後は160台程度の販売が見込めるんじゃないか」とも話していた。
マッキンレイ氏は、「このスーパースポーツの日本導入は、ベントレーにとっての市場が回復していることを示唆するポジティブなシグナルであるととらえている」と語り、今後の景気回復基調に期待を寄せていた。