双日と日鉄鉱業、ラオスで銅鉱床の探鉱権を取得

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双日は、日鉄鉱業と共同で、ラオス人民民主共和国政府と、ラオスの首都ビエンチャンの西約100kmに位置するムン地区の銅鉱床の探鉱権を取得する契約を締結した。

今後、両社は銅鉱山の開発を目指し探鉱に着手する。日系企業がラオスで銅鉱床の探鉱権を取得したのは初めて。

ラオスは、銅鉱石の資源量が600万トン以上とも言われており、アジアの有望な銅資源保有国。中国やインドなど今後需要が拡大していくアジア市場に向けて地理的優位性があり、アジア向けの供給地としても重要な位置を占めるとみられる。

銅は、インフラ整備・自動車・耐久消費財などに不可欠な金属で、今後も新興国を中心として高い需要の伸びが見込まれており、世界の年間銅需要は現在の約1800万トンから2012年には2000万トンを越えることが予測されている。

両社は、今回の探鉱・開発段階から日本政府によるラオス向け投資環境整備や資金面での協力を受ける予定。

《レスポンス編集部》

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