遮断機作動後に踏切進入、列車と衝突で2人負傷

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26日朝、北海道日高町内にあるJR日高線の踏切で、警報機や遮断機の作動後に踏切内へ進入してきた乗用車と、通過中の下り普通列車が衝突する事故が起きた。クルマは中破し、後部座席にシートベルト未着用で同乗していた2人が重軽傷を負っている。

北海道警・門別署によると、事故が起きたのは26日の午前8時55分ごろ。日高町富浜(N42.29/E142.1)付近にあるJR日高線・富川 - 日高門別駅間の踏切で、警報機や遮断機が作動した後に踏切内に進入してきた乗用車と、通過中の下り普通列車(苫小牧発/様似行き、1両編成)が衝突した。

衝突によってクルマは中破。運転していた同町内に在住する25歳の女性にケガは無かったが、後部座席にシートベルト未着用で同乗していた23歳の男性が足を骨折する重傷。9歳の男児も打撲などの軽傷を負った。2人はともに運転者の弟だという。列車の乗客乗員約30人にケガはなかった。

警察やJR北海道によると、踏切に設置された警報機や遮断機は事故当時も正常に作動していたようだ。警察では運転していた女性がこれらを見落とし、漫然と進入した可能性が高いとみて、過失往来危険容疑で事情を聞いている。

《石田真一》

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