VWグループ、中国へ5300億円の大型投資

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フォルクスワーゲンは11日、2011年までに中国へ総額40億ユーロ(約5300億円)の投資を行うと発表した。中国内2工場の設備増強などを実施する。

中国の新車販売は絶好調。中国汽車工業協会が8日に発表したデータによると、8月の新車販売台数は113万8500台で、前年同月比は81.7%増。月間販売台数が100万台を超えたのは6か月連続で、今年1 ‐ 8月の累計セールスも29.2%増の833万1300台に達している。

フォルクスワーゲンは中国において、GMとトップシェア争いを続けているが、さらなる攻勢を強める目的で、大型投資に踏み切る。

40億ユーロ(約5260億円)のうち、13億ユーロ(約1700億円)はフォルクスワーゲンの合弁会社、上海VWの南京工場と、一汽VWの成都工場へ投資。車体の生産、塗装、車両組み立ての各工程に最新設備を導入し、2012年までに2工場の年間生産台数を、それぞれ30万 - 35万台規模へ拡大する計画だ。

また2012年から、南京工場では3車種、成都工場では2車種、合計5モデルの新型車を生産する予定。フォルクスワーゲン、アウディ、シュコダの各ブランドの中国におけるラインナップを充実させる。

フォルクワーゲングループのマルティン・ヴィンターコルン会長は、「当社にとって中国は最も重要な市場のひとつ」と説明。さらに、「急激な需要の伸びに対して、もはや生産能力は十分とはいえない。我々は中国における成長を持続させるために、大型投資を実行する」と力強く宣言した。

現在、フォルクスワーゲンは『ポロ』『ゴルフ』『ジェッタ』『パサートLingyu』、アウディ『A4L』『A6L』など、合計16車種を現地生産中。これに5車種を加えることで、顧客のニーズに細かく対応し、中国におけるシェア拡大を狙う。
《森脇稔》

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