三菱自動車工業は8日、『ランサーエボリューション』と『ギャラン』2車種の燃料リターンパイプに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2007年9月7日から2009年1月28日に製作された6676台。
燃料リターンパイプの固定構造が不適切なため、エンジン振動によりパイプ固定部の応力が高くなり、パイプに亀裂が発生し、燃料が漏れるおそれがある。
全車両、燃料リターンパイプの固定構造を変更するとともに、燃料リターンパイプを新品と交換する。
不具合発生はなく、社内情報で発見した。事故は起きていない。