ルノー フルエンス…新興国にセダン旋風

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ルノーは8が31日、新型車『フルエンス』を今秋発売することを明らかにした。2008年に登場した3代目『メガーヌ』をベースにしたボックス版で、2代目メガーヌに存在したセダンの後継車という位置づけである。

また、フルエンスは、3代目メガーヌと同じプラットフォームを使用することから、韓国ルノーサムソン製セダン『SM3』とも兄弟車になる。

トルコ共和国ブルサの「オヤック・ルノー」工場で生産され、11月から同地で発売開始される。オヤック・ルノーは1969年の設立。過去にルノー『12』、『9』、『11』、『21』、『19』、初代メガーヌのセダンなどを生産してきた。現在は2代目メガーヌ・セダン、2代目『クリオ』セダン、3代目クリオなどを生産している。

フルエンスは、2代目メガーヌ・セダンの販売が好調だったロシアとルーマニアでも順次発売される。

ちなみにフィアットも、『グランデプント』の3ボックス版『リネア』を、トルコの合弁工場トファス社で07に生産開始。続いてロシア工場でも翌年に生産をスタートしている。

西欧圏では高級車を除き、今日あまり人気がない3ボックススタイルだが、他の地域ではまだ人気がある。従来「2ボックス版の付け足し」に過ぎなかったような小型車のセダン仕様が、続々とスタイリッシュに生まれ変わっているのは、そうした新興国市場の隆盛と無縁ではなかろう。

なお、ルノーは今回の発表に当たってはコメントしていないが、「Fluence」の名称は04年、英国のコンクールデレガンス「ルイ・ヴィトン・クラシック」で公開されたコンセプトカーで初めて使われた。
《大矢アキオ》

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