GM、リチウムイオン電池パック製造工場を新設 米主要メーカーでは初

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GM、リチウムイオン電池パック製造工場を新設 米主要メーカーでは初
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GMは、4300万ドルを投じ、シボレー『ボルト』や他の長距離電気自動車に供給するリチムイオン電池パック製造工場をミシガン州ブラウンズタウンに開設する。米国の主要自動車メーカーが運営する初のリチウムイオン電池製造拠点となる。

工場は、100を超す先進技術系の雇用を供給、GMの完全子会社GMサブシステム・マニュファクチャリングの一部となる。また、米エネルギー省が発表した復興・再投資法の資金援助のほか、州からの支援も受ける。

GMの投資は、約4877平方kmのゴミ処理場を持たない施設、新たな機械・設備、特別設備に関わる刷新費用・リース費用などに充てられる。電池に特化した一部の機械および設備以外は、GMの他の施設の設備を再利用する。

ブラウンズタウンの現地への設備取り付けは現在進めており、生産は2010年第4四半期に開始し、シボレー ボルトに電池を供給する。

GMのブラウンズタウン電池組み立て工場には、バッテリー・モジュールの組み立て前工程、最終工程、電池パックのメイン工程を担当するエリアの3つの組み立てエリアを設ける。

GMは6月には、ミシガン州ウォレンにあるGMのテクニカルセンター内に、米国最大、技術的に高度なバッテリー研究所「グローバル・バッテリー・システムズ・ラボ」を開設した。ここではGMの高度なバッテリーの開発、電気走行車両のテストを専門的に行う。ブラウンズタウン電池組み立て工場は、この研究所と密接に連携していく。

《レスポンス編集部》

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