体長2.65mmでもオオクワガタ オスとメス、山梨県で

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体長2.65mmでもオオクワガタ オスとメス、山梨県で
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夏休みの昆虫採集……、ではない。かいわ(山梨県上野原市)は26日、米粒よりも小さい、世界最小級フィギュアとして、『マイクロオオクワガタ』を製作し、販売を開始したと発表した。オスが体長2.65mm・幅1.6mm、メスが体長2.22mm・幅1.6mmで、ハサミや足、体節などが表現されている。

かいわ社は、超薄肉・超微細プラスチック製品を金型製作と成型加工で可能にする技術が評価され、7月に経済産業省「ものづくり日本大賞」で経済産業大臣賞を受賞している。このような技術をアピールするための参考資料としてマイクロフィギュアを製作したところ、多くの取引先から商品化の要望があり、消費者向けに販売することとなった。

マイクロオオクワガタの製作には、携帯電話やデジタルカメラの部品などの微細な金型成型技術が活かされており、コンピュータで制御する切削加工機を使って、縦13cm・横13cmの金型を作り、ポリプロピレン樹脂を流し込んで成型した。

製作したのは、入社2年半の女性社員と男性社員。かいわでは最先端の技術力を維持するために、社員の教育や育成に積極的に取り組んでいるという。

商品は、オスとメスのセットにルーペを付けて、コレクションケース入りと携帯ストラップ型の2種類を各5000セット生産し、それぞれ1万円で販売する。販売取り扱いはルックアップ(山梨県上野原市)。

かいわは今後も、ノコギリクワガタやヒラタクワガタ、他の昆虫などのマイクロフィギュアも販売を計画している。

URL
http://m-kuwagata.jp/

《高木啓》

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