出光興産09年第1四半期決算…当期赤字32億円

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出光興産が発表した09年4 - 6月期(第1四半期)の連結決算は、売上高が前年同期比35.3%減の6740億5700万円、営業利益が同41.9%減の46億9200万円と、大幅な減収減益となった。

売上げが落ち込んだのは、原油・ナフサ価格が大幅に下落したため。

損益では、今期から棚卸し資産の評価方法を総平均法に変更したため、営業利益が80億円増加した。このため、営業利益に含まれる在庫影響額は140億円の評価益となっており、実質では営業赤字だった。

経常損益は持分法投資損失が増加、8億3200万円の赤字、当期損益は32億0200万円の赤字となった。

棚卸し資産の評価方法の変更で、業績見通しも修正した。通期の連結業績は売上高が同15.2%減の3兆2200億円、営業利益が同40.4%増の610億円、経常利益が同49.6%増の450億円、最終利益が同411.6%増の170億円となる見通し。

《レスポンス編集部》

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