日産ディーゼル、元役員のインサイダー取引で金融庁に課徴金納付勧告

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日産ディーゼル工業は4日、証券取引等監視委員会が金融商品取引法違反(インサイダー取引)の疑いで、同社の元役員1人に対して課徴金納付命令を発出するよう金融庁長官へ勧告したと発表した。
 
同社では「このような事態が発生したことは、誠に遺憾であり、関係するすべての皆様に深くお詫び申し上げます。当社は、このような事態に至ったことを厳粛に受け止め、再発防止委員会の提言を踏まえ、再発防止策を策定して参る所存です」とコメントしている。

元役員は、ボルボが日産ディーゼルを完全子会社化するのを知りながら、同社の株式を1株437円で2000株買い付け、その後、ボルボの買収発表後に1株538円で売却、20万2000円の利益を得ていた。
 
課徴金の額は20万円。

《レスポンス編集部》

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