横浜ゴムが発表した09年第1四半期(4 - 6月期)の連結決算は、売上高が前年同期比22.7%減の951億7700万円となった。
タイヤ事業は日本、欧米を中心に販売が落ち込み減収となった。MB事業はマリンホースや航空部品が堅調に推移したものの、ホース配管、ゴム支承、シーリング材、ゴルフ用品の売り上げが落ち込んだ。
営業損益は40億7800万円の赤字となった。前年同期は41億1800万円の黒字だった。経常損益は26億5000万円の赤字、四半期損益は17億6900円の赤字となった。販売費及び一般管理費の改善はあったものの、売り上げの落ち込みに加え、販売量の減少に伴うタイヤやホースの操業度低下で固定費負担が増加した。
通期の連結業績見通しは前回発表したものを据え置いた。