ホンダの近藤副社長「8月末には在庫レベルが適正に」

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ホンダの近藤副社長「8月末には在庫レベルが適正に」
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ホンダは29日、2009年度第1四半期の決算発表を行った。そのなかで、近藤広一副社長は米国での在庫について「ほぼ計画通り減ってきており、8月末には適正レベルになる」と述べた。

ホンダは4 - 6月にかけて、ライトトラックの在庫を適正にするため、販売費を投入して減らしてきた。そして、この7月からは「『アコード』、『シビック』の在庫が少し増えてきたので、販売費を投入して適正にしている」そうだ。その結果、8月末時点には在庫を50 - 60日におさめることができ、適正レベルになると見ている。

とはいうものの、米国市場は「当初の予想より少し悪い」そうで、ホンダは通期の販売計画を116万台から4万台強下方修正した。「米国市場が回復しないと、どうにもならない」と、近藤副社長は米国市場が早く上向いてくれることを期待していた。

《山田清志》

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