【シボレー カマロ 日本発表】ニッチな市場がターゲット

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ゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパン(GMAPJ)が今秋の日本導入を発表した新型シボレー『カマロ』。本国アメリカでは5グレードを展開し、ベースモデルの「V6」は約2万4000ドル(約235万円)からとお手頃な値段だ。しかし日本導入モデルではトップグレードの「LT」と「SS」のみ。価格も430万円から、とその差は大きい。

なぜ日本に廉価モデルを導入しないのか。そこには、新型カマロの販売ターゲットが大きく関わってくる。スポーツクーペに対する需要が乏しく、若者の車そのものに対する意識が低い現在の日本市場では、廉価モデルを販売する効果は低いと判断、新型カマロを「大人が楽しむプレミアムスポーツカー」と位置づけた。

販売ターゲットは「40代以上の男性」、「スーパーカーに憧れを持っている世代」、「情熱的な行動派」といったニッチな市場に絞り、古き良きアメリカンクーぺらしさと高級感のある走りとデザインで訴求していく。ライバル車種も、フォード『マスタング』のほか、BMW『3シリーズクーペ』やアウディ『A5』といったプレミアムクーペを想定する。

GMAPJの中野哲商品企画マネージャーは、「GMは世界的な企業だが、日本でのシェアで見れば小規模。全ての人にアピールする車を販売するのではなく、ニッチな市場をターゲットにすることで確実な販売につなげていきたい。また、プレミアム感の高い上級モデルは、正規ディーラーであるヤナセの顧客層にも効果的なアピールすることができる」と語る。

《宮崎壮人》

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