女児2人乗りの自転車、クルマと出会い頭衝突

自動車 社会 社会

8日夕方、千葉県木更津市内の市道を走行していた小学生女児2人が乗った自転車と、交差道路を進行してきた軽乗用車が交差点で出会い頭に衝突する事故が起きた。自転車は転倒し、1人が死亡。もう1人も重傷を負っている。

千葉県警・木更津署によると、事故が起きたのは8日の午後4時25分ごろ。木更津市清見台2丁目付近の市道を走行していた小学生女児2人が乗った自転車と、交差道路を進行してきた軽乗用車交差点で出会い頭に衝突した。

自転車は弾き飛ばされるようにして転倒。小学生2人は近くの病院に収容されたが、このうち10歳の女児が全身強打でまもなく死亡。9歳の女児も頭部強打の重傷を負った。警察はクルマを運転していた43歳の女を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。1人死亡後は容疑を同致死傷に切り替え、調べを続けている。

現場は信号機が設置されておらず、見通しの悪い交差点。自転車の進行方向(交差点方向)に向かって下り坂だった。2人は友人から借りた自転車に乗って遊んでいた。逮捕された女は調べに対して「突然飛び出してきた。急ブレーキを掛けたが間に合わず、そのままはねた」などと供述しているようだ。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース