ボルボ XC60 にスポーティな Rデザイン

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ボルボは7日、欧州仕様の『XC60』に「Rデザイン」を設定した。XC60のスポーツ性をさらに際立たせる装備をセットしたパッケージオプションだ。

Rデザインは2007年に設定。ボルボのスペシャルビークル部門が、スポーティで個性的なボルボに乗りたいという顧客の要望に応じて開発したパッケージオプションである。現在では、『C30』『S40』『V50』『V70』『S80』『XC90』に用意されている。

XC60のRデザインは、洗練度を高めるドレスアップを実施。グリルやドアミラーなどはシルクメタル、サイドシルとリアスキッドプレートはクローム仕上げ。ツインクロームテールパイプも変更点だ。足元には18インチ5本スポークの「Cratus」アルミホイールを装着。20インチも選択可能だ。ボディカラーは専用のパッションレッドを含む全7色。ボディアンダー部分はボディ同色で塗装され、一体感がアップした。

足回りはスポーツサスペンションで強化。ハンドリングと乗り心地を両立させるチューニングを施した。ステアリングギアレシオもクイック化し、ダイレクトなハンドリングを追求する。

内装は、レザーとアルミのエクスクルーシブな空間。レザーはライトベージュとダークブラックの2色を設定する。前席はホールド性を引き上げた専用スポーツシート。レザーステアリングホイール&シフトレバー、アルミペダル、ブルー指針メーターなどが、スポーティな雰囲気を盛り上げる。

ボルボのスペシャルビークル部門のLennart Stegland 社長は、「Rデザインは大変好評。新しい顧客を振り向かせることに成功した」とコメントしている。

2008年3月のジュネーブモーターショーでデビューを飾ったXC60は、米国を中心に販売好調。Rデザインの投入で、さらに人気が高まりそうだ。

《森脇稔》

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