東洋ゴム工業は、高い座屈安定性を持つ戸建住宅等用免震ゴム(積層ゴム支承)の研究開発が「第10回免震構造協会賞・技術賞(特別賞)」を受賞したと発表した。授賞式は6月4日に明治記念館で行われた。
同社が東京都市大学総合研究所の西村教授の研究開発チームに参加し研究開発を進めてきた「高い座屈安定性を有する積層ゴム支承の力学挙動解明と実用化」に対し、日本免震構造協会から技術賞(特別賞)が授与された。
同社では、この研究成果を基に、戸建用高減衰ゴム系積層ゴム支承を開発した。日本免震構造協会の材料性能評価を取得の上、国交省大臣認定を取得し、数棟の建物で実用化されている。