BMW 7シリーズ 2010年モデル…ディーゼル&4WDを新設定

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BMW 7シリーズ 2010年モデル…ディーゼル&4WDを新設定
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BMWは25日、欧州仕様の『7シリーズ』に2010年モデルを投入した。クリーンディーゼル搭載の新グレードや4WD車の設定がニュースだ。

ディーゼルの新グレードは「740d」で、直噴3.0リットル直6ツインターボディーゼルを搭載する。このエンジンは、マルチステージターボと最新のコモンレールダイレクトインジェクションを組み合わせたのが特徴。ピエゾインジェクターによる燃料噴射は、2000バールという高圧で行われる。

この結果740dは、最大出力306ps、最大トルク61.2kgmという卓越した性能を発揮。強大なトルクは、1500‐2500rpmの低回転域で発生する。0‐100km/h加速は6.3秒、最高速は250km/h(リミッター作動)の実力。それでいて、欧州複合モード燃費14.5km/リットル、CO2排出量181g/kmと、環境性能も文句なしだ。

4WDグレードの登場も話題。直噴の4.4リットルV8ツインターボ(407ps)を積む「750i」と「750Li」に、「xドライブ」を組み合わせる。前後の駆動トルク配分は通常時が40対60だが、走行状況に応じて、20対80までの範囲で可変。前後だけでなく、左右間でもトルク配分を行い、コーナリング性能を高めている。

また、2010年モデルから、メーター内にブレーキエネルギー回生システムのインジケーターを設置。BMWの「エフィシエントダイナミクス」の思想が、いっそう強化されている。

《森脇稔》

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