加藤製作所は25日、ホイール・クレーンの『カトウKR-70H型ラフター』の燃料供給ポンプに不具合があるとして、国土交通省にリコール(回収・無償修理)を届け出た。
対象となるのは、2008年10月17日から同年12月17日に製作された23台。
燃料供給ポンプの製造時加工が不適切なため、ポンプ内部に亀裂が発生し、燃料が漏れてエンジンオイルに混入するため、エンジン回転の上昇、エンジン停止および再始動不能となり、最悪の場合はエンジンオイルが漏れて火災に至るおそれがある。
全車両、燃料供給ポンプを良品と交換する。
不具合発生はなく、原動機メーカからの情報でわかった。事故は起きていない。