安全確認をせず漫然進入し、列車と衝突

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15日夕方、群馬県前橋市内にある上毛電鉄線の踏切で、踏切に進入してきた軽乗用車と、通過中の下り普通列車が衝突した。クルマは列車に押し出されるようにして大破。運転していた73歳の男性が死亡している。

群馬県警・大胡署によると、事故が起きたのは15日の午後4時15分ごろ。前橋市粕川町膳付近にある上毛電鉄線、膳−西桐生駅間の踏切で、踏切内に進入してきた軽乗用車と、通過中の下り普通列車(中央前橋発/西桐生行き、2両編成)が衝突した。

クルマは列車に押し出されるようにして大破。運転していた73歳の男性は近くの病院に収容されたが、胸部強打などが原因でまもなく死亡。列車の乗客乗員26人にケガはなかった。

現場は警報機や遮断機が設置されてない踏切。警察ではクルマが安全確認を怠り、漫然と踏切内に進入したことが事故の主因とみている。

《石田真一》

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