中日本高速道路が発表した2009年3月期の連結決算は、営業収益が前年同期比6.7%増の7917億円と増収となった。
営業利益は同34.6%減の117億円と大幅減益。経常利益は同27.0%減の138億円、当期純利益が同26.6%減の80億円となった。
高速道路事業は、料金収入は景気後退の影響で計画を下回ったものの、管理費用を抑制した。また、関連事業で、営業施設の運営を担う中日本エクシスと一体となったコンビニエンス・ストアの展開や高速道路料金引き下げに伴うカード会員の増加などで料金収入の減少をカバーした。
今期の業績見通しは、景気後退で料金収入が減少するため、営業収益が同18.4%減の6459億円と大幅減収となる見通し。営業利益は同36.8%減の117億円、経常利益が同55.1%減の62億円、当期純利益が同53.7%減の37億円となる見込み。