バンドー化学、主力のMMP事業を足利工場へ集約

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バンドー化学は15日、神戸工場のMMP(マルチメディアプロダクト)事業を足利工場に集約すると発表した。 

世界規模の急激な景気後退に伴い、同社を取り巻く市場環境は急速に悪化している。こうした中で、同社主力の電子写真プロセス用機能部品を扱っているMMP事業部も、厳しい市場環境に直面しており、今後もこうした状況が続くと判断、MMP事業部の生産拠点を集約、生産体制の効率化と合理化を図る。
 
MMP事業部の生産拠点である神戸工場の生産設備を主力の生産拠点である足利工場に移管する。生産設備の移管完了時期は2010年1月の予定。
 
神戸工場に所属している従業員52人は、原則として足利工場へ異動を予定している。
 
生産拠点の集約に伴い、建物および機械装置などの固定資産除却損など特別損失が約6億円が発生する。

《レスポンス編集部》

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