5人死傷の正面衝突、センターライン誤認で逸脱か

自動車 社会 社会

7日午後、北海道喜茂別町内の国道230号を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走していたワゴン車と正面衝突する事故が起きた。ワゴン車は大破炎上。この事故で双方の5人が死傷している。

北海道警・倶知安署によると、事故が起きたのは7日の午後3時10分ごろ。喜茂別町川上付近の国道230号を走行していた乗用車が対向車線側に逸脱。対向車線を順走してきたワゴン車と正面衝突した。

衝突によって双方のクルマは大破。ワゴン車は直後に炎上した。この事故で乗用車を運転していた64歳の男性と、ワゴン車に同乗していた女性が全身強打でまもなく死亡。ワゴン車を運転していた69歳の男性と、乗用車の同乗者2人が骨折などの重傷を負っている。

現場は中山峠の頂上付近。乗用車は峠を下り、ワゴン車は上っていた。付近ははみ出し禁止となっており、上下線の間には黄色のセンターラインがあるが、現場付近ではこれが消えかかった状態となっていた。上り側にある本線と登坂車線間にある白の車線表示を乗用車の運転者がセンターラインと誤認。逸脱した可能性が高いという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース