【VW シロッコ 日本発表】サイドミラーに技

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「サイドミラー(ドアミラー)はロー&ワイドでまるでレースカーのようです」。そう語るのは、『シロッコ』のエクステリアデザインをまとめたフォルクスワーゲンAG デザイン部のアンドレアス・ミント氏だ。  

しかしアンドレアス氏によると、「サイドミラーは単にデザイン(スタイリング)だけで作られているのではない」という。  

たとえばミラーを横から見ると、下部が前後長く作られている。実はこの前後方向の長さがポイントで、フロントタイヤが巻き上げた、本来ならサイドウインドウに当たるはずの水しぶきを受ける構造になっているのだ。サイドウインドウに当たる水しぶきを低減することで、視界を確保し安全性を高め、同時に水滴が窓に当たる際の騒音も抑えてくれるのである。  

また、ドアミラーを上から見ると横方向に広がる溝が作られていて、この溝により、ドアミラー上面に降った雨水がミラー面に流れることなく下に落ちる仕掛けになっているのだ。  

このサイドミラーは、「新しいシロッコに盛り込まれているデザインとエンジニアリングの共存の代表的な例」(アンドレアス氏)なのだという。

《工藤貴宏》

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