NTTドコモは、「ワイドスター」(衛星電話サービス)の次期サービスを開発し、2010年前半から提供開始すると発表した。
次期サービスではワイドスターで最大64Kbpsであったパケット通信速度を最大384Kbpsに高速化する。
サービスでは、現行のワイドスター同様、日本全土に加えて、日本沿岸から約200海里までの海上エリアで提供するもので、主に山間部、船舶、島しょ部における通信手段として、音声・パケット通信サービス、FAX機との接続サービスを利用できる。
さらに、最大200ユーザに対して、音声、FAX、メールの複数の手段により連絡することができる「一斉同報サービス」(2010年4月提供予定)に対応するなど、高度で多様なニーズに対応できるサービスの提供を目指す。