22日午後、千葉県館山市内の国道410号で、歩道から車道に進出してきた77歳の女性が、後方から進行してきた軽乗用車にはねられる事故が起きた。女性は頭部を強打して死亡。警察はクルマを運転していた33歳の女を現行犯逮捕している。
千葉県警・館山署によると、事故が起きたのは22日の午後2時30分ごろ。館山市北条付近の国道410号で、77歳の女性が歩道から車道に進出したところ、後方から進行してきた軽乗用車と衝突した。
女性は転倒した際に頭部を強打。近くの病院に収容されたが、まもなく死亡した。警察はクルマを運転していた33歳の女を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。女性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。
現場は片側1車線の直線区間。死亡した女性は歩道に隣接する店から出てきた人を避けようとして、車道側に漫然進出したものとみられている。逮捕された女は調べに対して「突然出てきて、避けようがなかった」などと供述しているようだ。