中央自動車工業が発表した2009年3月期の連結決算は、売上高が前年同期比8.4%減の173億2400万円、営業利益が同8.3%増の14億3300万円となり、減収増益となった。
自動車関連事業が国内、海外ともに前年割れとなったほか、移動体通信関連事業が大幅減収となった。収益では、不採算事業の統廃合、経費の削減、全社あげての販売戦略の見直しなどの効果で増益となった。経常利益は同6.5%増の17億1000万円、最終利益が同27.7%増の9億4100万円だった。
今期の業績見通しは売上高が同13.4%減の150億円、営業利益が同7.9%減の13億2000万円、経常利益が同11.2%減の15億2000万円、最終利益が同7.6%減の8億7000万円と減収減益となる見通し。