アドバンテスト、ドイツ車載用半導体大手が「T2000」を採用

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アドバンテストは、ドイツの車載用半導体大手エルモス・セミコンダクターとの間で、エルモス社の車載用半導体のテストにおいてアドバンテストのテスト・システム「T2000」を使用する契約を締結した。

「T2000」は、業界初のオープン・アーキテクチャーを採用したモジュール方式のテスト・システム。モジュール・ラインアップの豊富さと、高密度実装技術により実現した多数個同時測定を兼ね備えたテスト・システムで、様々なデバイスの試験に容易に対応することが可能。変化の激しい半導体の試験ニーズにもフレキシブルに対応するとしている。

アドバンテストは、2008年8月に車載用半導体向けテスタメーカー大手のドイツ法人クレデンス・システムズを買収し、T2000のモジュールを軸にした車載用半導体に向けたテスタの開発に注力してきた。

今回、車載用半導体のリーディング・カンパニーであるエルモス社にテスト・システムT2000が選定されたことについて、アドバンテストでは製品の高い信頼性と技術力が評価されたとしている。今回の選定を機に、エルモス社と協力してより信頼性の高い効率的なテスト・ソリューションの確立を目指す方針。

《レスポンス編集部》

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