日本電産、長野技術開発センターの開所式を開催

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日本電産、長野技術開発センターの開所式を開催
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日本電産は、長野県駒ヶ根市内に完成した「長野技術開発センター」の新社屋で開所式を行った。

長野技術開発センターは、1989年に前身の長野日本電産を設立して以来、主力製品であるHDD(ハードディスクドライブ)用スピンドルモータの開発拠点として、長野県上伊那郡飯島町で操業してきた。

今回、HDDの需要拡大と技術開発の高度化にともない、新時代に相応しい開発環境を整えるため、技術開発力を活かせる機能と設備を持つ新社屋を建設した。

新社屋の建物の広さは従来センターの2倍で、6室のクリーンルームを備え、HDD用スピンドルモータの研究・開発・分析・試作といった全てのニーズに対応する。部門間コミュニケーションの促進を図るため、各部門のオフィスを1フロアに集約した。新社屋は林地を造成して建設しているが、敷地全体の約25%を森林として残し、緑豊かな環境としている。

敷地面積は3万2890平方m、延床面積が1万6852平方m。投資額は70億円。

人員体制は現在の約300人に加え、技術者、研究者を中心に新規雇用を毎年50 - 70人程度行い、最終的に600 - 700人程度まで増員予定だ。

《レスポンス編集部》

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