ヤマハ発動機は12日、米国の連結子会社ヤマハ・モーター・コーポレーションU.S.Aが米国政府の消費者製品安全委員会から、同国の輸送用機器製造子会社が製造したサイド・バイ・サイド・ビークル(バギー)について仕様変更に関する要求を受けたと発表した。
米国製造会社ヤマハ・モーター・マニュファクチャリング・コーポレーション・オブ・アメリカは要求を受け入れ、全保有車両を対象にボランタリーリペアプログラム(いわゆる自主改善)を実施する。
ヤマハ発動機では、これに伴って2009年12月期第1四半期連結決算で、ボランタリーリペアプログラムなどの費用を、販売費及び一般管理費として31億0800万円計上した。
米政府によると、仕様変更は、横転の危険性を減少し、ハンドリングを改善するため。またヤマハ米子会社によると、事故・障害の報告はない。