東洋ゴム工業が11日に発表した2009年3月期の連結決算は、営業損益が29億6400万円の赤字となった。
売上高は前年同期比8.1%減の3283億7100万円と減収だった。タイヤの売上げが低迷したのに加え、ダイバーテック事業が不振だった。
損益では原材料価格の高騰、工場操業度の悪化、為替差損などで悪化、経常損益は61億7900万円の赤字、最終赤字は107億2200万円だった。
業績悪化から期末配当は無配とする。
今期の業績見通しは売上高が2980億円、営業利益78億円、経常利益53億円、最終利益18億円を見込んでいる。