フォード フュージョン、巨大野牛と激突…ドライバーは無傷

自動車 ビジネス 企業動向
フォード フュージョン、巨大野牛と激突…ドライバーは無傷
  • フォード フュージョン、巨大野牛と激突…ドライバーは無傷
  • フォード フュージョン、巨大野牛と激突…ドライバーは無傷

米国で2007年モデルのフォード『フュージョン』に乗る女性ドライバーが、巨大なバッファローと衝突。車は大破したが怪我ひとつなく、話題となっている。

事故は4月11日の夜に発生。帰宅途中のMaureen Edgertonさん(51歳)が、モンタナ州のイエローストーン国立公園付近のハイウェイを走行していた。同公園は米国随一の美しい国立公園で、たくさんの野生動物の姿を見ることができる場所としても有名だ。

すると、暗闇から突然、一匹のアメリカンバッファローが飛び出してきた。大きさは2 - 3m、重さ1tはあろうかという巨大な牛だ。約90km/hで走行していたMaureen Edgertonさんは、ブレーキをかける暇もなく激突。バッファローはボンネットに乗り上げ、フロントガラスを直撃。車はフロント部分が大破した。

これほど大きな牛に、しかも高速で衝突すれば、乗員の生命に危険が及ぶ。しかし、Maureen Edgertonさんは自らドアを開け、歩いて避難。怪我もしていないという。「事故は戦争シーンのようだった。巨大な動物と激突し、フロントガラスに乗り上げたときは恐怖だった」と、彼女は事故当時を振り返る。

しかし、フュージョンはタフだった。彼女は「事故の後、車は自走できた。オイルやガソリンも漏れていなかった」とフュージョンの堅牢さに驚いていた。

この事故を受けて、フォードはさっそくコメントを発表。「フュージョンの衝撃吸収ボディ構造や、エアバッグなどの安全装備が効果を発揮した」と語っている。

Maureen Edgertonさんの愛車は全損となったが、フュージョンの高い衝突安全性が気に入ったのか、2010年モデルのフュージョンを注文。彼女はいま、新車の納車を心待ちにしているという。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

教えて!はじめてEV

特集