日野自動車が発表した2008年度の生産・販売・輸出実績によると、国内生産台数は前年度比17.5%減の9万935台と、大幅マイナスとなった。
国内生産が前年割れとなるのは2年ぶりにで、国内向け、輸出ともに不振で、減産していることが影響した。
国内販売は同24.0%減の3万4796台と低迷した。景気低迷でトラック運送事業者がトラックの代替えを先送りしたり、減車しているため。普通トラックのシェアは前年度と比べて0.1ポイントアップして32.5%となった。
輸出はオセアニア、北米、欧州向けが減少し、同8.7%減の5万8693台と3年ぶりに前年割れとなった。