別れ話に逆上、交際男性を故意にはねた女を逮捕

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別れ話を持ちかけた交際相手の男性に腹を立て、この男性を少なくとも5回クルマで故意にはねたとして、宮城県警は17日、30歳の女を殺人未遂の現行犯で逮捕した。被害を受けた男性は重傷を負ったが、命に別状はないという。

宮城県警・塩釜署によると、逮捕された女は17日の午後10時30分ごろ、宮城県多賀城市町前1丁目付近の市道で、交際相手の29歳男性を故意に、しかも複数回に渡って乗用車ではね、殺害を試みた疑いがもたれている。

被害を受けた男性は女にメールで別れ話を持ちかけ、事件当日に女が運転するクルマの車内でも話をしていた。当初は静かに話が進行していたが、男性が話を中断して家に帰ろうとしたことで女が激怒。助手席に座っていた男性を車外に突き落とし、さらには道路に隣接する用水路(深さ約1.6m)に蹴り落とした。

這い上がろうとする男性に対し、女はクルマを故意に衝突させて複数回に渡って突き落とした。男性は全身打撲の重傷。骨折している可能性が高いとみられる。

女は自ら警察に通報してきたが、この際も急加速するようなエンジン音が聞こえており、犯行の最中に電話を掛けていたとみられる。調べに対しては「少なくとも5回以上はねた」としているが、正確な回数はわかっていない。

《石田真一》

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