中国版G-BOOKはディーラー支援システムe-CRBと一体化

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18日、中国・広州トヨタで発表された『カムリ 240V G-BOOK智能領航』では、ディーラー支援システムの『e-CRB』(evolutionally Customer Relationship Building)と一体化したサービスを提供する。

オイルなどの消耗品の交換時期や定期点検などの時期がくると、G-BOOKの画面上に表示するリモートメンテナンスメールを送ったり、警告灯が表示された際に、G-BOOKよりオペレーターセンターを経由してディーラーの担当者に直接連絡をとることができ、さらに入庫予約までを可能としている。

顧客の車両情報(走行距離やダイアグノーシスからの情報)はディーラーに置かれているSMB(Servics Managemnet Board)で確認でき、入庫時の迅速な対応を可能としている。

広州トヨタ総経理助理でe-TOYOTA部主査の友山茂樹氏は、「欧米のテレマティクスは(セキュリティなどの)安心・安全機能に重心が置かれているが、G-BOOKは安心・安全だけでなく、カーナビとの連動や渋滞情報など外部の情報の取り込み、さらに文字情報の読み上げ、e-CRBとの連携といった統合型のテレマティクスサービスを提供する点に特徴がある」と説明した。

《北島友和》

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