優先すべきは出勤時間---右直事故を起こす

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14日朝、大阪府大阪市東成区内の市道で、交差点を直進していた乗用車と、右折しようとしていたバイクと衝突する事故が起きた。バイクを運転していた男性が重傷を負ったが、クルマは逃走。警察は後に40歳の男をひき逃げ容疑で逮捕している。

大阪府警・東成署によると、事故が起きたのは14日の午前7時25分ごろ。大阪市東成区大今里南付近の市道で、交差点を直進していた乗用車と、対向車線側から右折してきたバイクが衝突した。

バイクは転倒。運転していた41歳の男性は路上に投げ出され、骨折などの重傷を負った。クルマはその場で停止したが、運転していた男は近くにいた通行人に「急いでいるから」と言い残し、住所や名前の書かれた病院の診察券を手渡してその場を去った。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始。男が残した診察券から身元を特定し、家族を通して警察への出頭を要請。同日午前に自動車運転過失傷害と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

現場は見通しの良い交差点。調べに対して男は「出勤時間が迫っていたので急いでいた」などと供述。「連絡先を教えているので、ひき逃げではないと思っていた」などとも話しているようだ。

《石田真一》

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