宝飾店のシャッターをトラックで破壊、宝石類を盗み出す

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6日未明、兵庫県神戸市中央区内で、宝飾店にトラックを突っ込ませてシャッターを破壊。店内にあった宝石類を盗難する事件が起きた。被害総額は約1000万円。トラックは逃走用としても使われ、店から約100m離れた場所で発見されている。

兵庫県警・生田署によると、警察が事件発生を認知したのは6日の午前4時40分ごろ。神戸市中央区三宮町2丁目付近のアーケード街を通り掛かった人から「トラックが宝飾店に突っ込んでいる」との通報が寄せられた。

現場に同署員が急行したところ、すでにトラックの姿は無かったが、店のシャッターは破壊されており、店内の陳列棚には物色された痕跡があった。後の調べで指輪やネックレスなどの宝石類(時価約1000万円)が盗難されていたことが判明している。

犯行に使用されたとみられる普通トラックは、店から南西に約100m離れた路上に放置されているのを発見。神戸市西区内で盗まれたものとわかった。

別の通行人が店から逃走する黒っぽい服装の男3人組を目撃しており、警察では盗難トラックを使ってシャッターを破壊。宝石・貴金属類を極短時間で盗み出し、現場から逃走する手段としてもトラックを使用したものと推測。放置現場付近で別の不審車両が目撃されている可能性も考えられるとして、現場周辺での聞き込みや、防犯カメラが撮影した映像の分析を進めている。

《石田真一》

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