ミスミグループは9日、2010年3月期の連結決算業績見通しを発表した。
主要顧客である自動車関連業界、エレクトロニクス業界の生産量低迷、設備投資抑制は当面継続すると見られる。この影響で売上高は前年実績見込みと比べて25%減となる830億円前後にとどまる見込み。
営業利益は、売上高の減少や為替の影響などが大幅な減益要因となるものの、一方で不採算事業からの撤退、物流の効率化、管理部門の経費削減、ものづくりの効率化などコストダウンを徹底することで、50億円前後を見込んでいる。前年実績見通しと比べて半減となる。
営業利益率は約6%を見込んでいる。