5日未明、京都府京都市東山区内の市道で、信号待ちをしていた乗用車に対し、後続の乗用車が追突。被追突側のクルマに乗っていた3人が軽傷を負う事故が起きた。追突車の運転者に飲酒運転の疑いがあったが、アルコール検知を拒否したことから逮捕している。
京都府警・東山署によると、事故が起きたのは5日の午前4時15分ごろ。京都市東山区五条通東大路付近の市道で、信号待ちをしていた乗用車に対し、後ろから進行してきた別の乗用車が追突した。
双方のクルマは小破。被追突側のクルマに乗っていた男性3人が頚部打撲などの軽傷を負った。追突車を運転していた46歳の男は酒に酔っているような状態だったが、アルコール検知を拒否。警察は道路交通法違反(飲酒検知拒否)の現行犯で逮捕し、捜査令状に基づく血液検査を実施。この結果として、酒気帯び相当量のアルコール分が血中から検出されたため、自動車運転過失傷害や酒気帯び運転の容疑でも逮捕している。
現場は片側1車線。警察の調べに対して男は不注意から追突したことは大筋で認めているものの、飲酒運転については「酒は飲んでいない」と、容疑を否認する供述を行っているようだ。