ひき逃げで逮捕の女、「事故に気づかず」と容疑否認

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2日未明、京都府京都市中京区内の市道を走行していたバイクに対し、後ろから進行してきた乗用車が追突する事故が起きた。バイクを運転の男性が重傷を負ったが、クルマは逃走。警察は後に30歳の女をひき逃げ容疑で逮捕している。

京都府警・堀川署によると、事故が起きたのは2日の午前1時20分ごろ。京都市中京区壬生賀陽御所町付近の市道を走行していた58歳男性の運転するバイクに対し、後ろから進行してきた乗用車が追突した。

バイクは押し出されるようにして転倒。運転していた男性は前方に投げ出され、路上駐車していたクルマに衝突、右足を骨折する重傷を負ったが、クルマは止まらずに逃走した。

警察では重傷ひき逃げ事件として捜査を開始したが、「車上荒らしに遭い、タイヤを盗まれた」などと通報してきた南丹市内に在住する30歳の女が容疑に関与したと断定。この女を自動車運転過失傷害や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

現場は片側2車線。調べに対して女は「何かにぶつかったような大きい音には気づいた」と供述しながらも、「事故には気づかなかった」と容疑を否認しているようだ。警察では女が事故当時に飲酒運転をしていた疑いもあるとして、調べを続けている。

《石田真一》

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