ボタン式信号を操作せずに横断? 男性がはねられ死亡

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26日未明、東京都府中市内の都道で、道路を横断しようとしていた男性が進行してきた乗用車にはねられる事故が起きた。男性はまもなく死亡。警察はクルマを運転していた男を現行犯逮捕した。男性側が信号を無視した可能性があるという。

警視庁・府中署によると、事故が起きたのは26日の午前2時5分ごろ。府中市本宿町4丁目付近の都道で、横断歩道を渡っていた男性が進行してきた乗用車にはねられた。

男性は数メートル弾き飛ばされて全身を強打。近くの病院に収容されたが、まもなく死亡した。後の調べで、死亡したのは現場近くに住む45歳の男性と判明している。警察ではクルマを運転していた39歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。男性死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。

現場は片側2車線の直線区間。横断歩道に加え、押しボタン式の信号機が設置されている。調べに対して男は「自分の側の信号が青だったと思う」などと供述しているが、その一方で「事故当時は遠方を注視しながら走行していて、目前での横断には気がつかなかった」などとも供述している。

警察では死亡した男性の信号無視と、クルマ側の漫然運転の両面から調べを進めている。

《石田真一》

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