新日本石油は、4月の石油製品の卸価格を3月比1リットルあたり3.5円アップとすると発表した。
4月のコスト変化は、3月の原油価格が、前月比で同社原油CIFは1バレル=2.36ドルアップ、1リットル当たり1.45円アップ。為替レートは、前月比で、6円63銭の円安となり、原油価格に与える影響は1リットル当たり2.12円。3月は製品輸入がなかったため1リットル=0.03円のコストダウン要因となり、結果、コスト合計は前月比1リットルあたり3.5円アップとなった。
3月の平均卸価格は4油種平均で1リットル当たり前月比2.6円の引き下げとなる見通し。油種別では、ガソリンの卸価格が1.9円引き上げ、灯油が8.6円、軽油が2.2円、A重油が3.2円それぞれ引き下げとなる。