日本化薬が27日に発表した2008年6月 - 09年2月期(第1 - 3四半期)の連結決算は、営業利益が売上の低迷で前年同期比17.2%減の81億円となった。
売上高は医療事業は堅調に推移したが、新車需要の低迷でセイフティシステムズ事業が低迷したほか、、機能化学品事業の半導体封止材用エポキシ樹脂も落ち込み、同6.0%減の1021億円だった。
経常利益は円高による為替差損の影響もあって同18.6%減の65億円だった。
当期純利益は台湾子会社の株式評価損、投資有価証券評価損の計上で同46.6%減の17億円だった。