富士通テンは27日、「次世代音響空間コントロールシステム」がトヨタ自動車の新型『クラウンマジェスタ』の「トヨタプレミアムサウンドシステム」に採用されたと発表した。
今回、クラウンマジェスタへの搭載にあたって後部座席の音響空間を充実するため、新たにヘッドレストスピーカを開発した。後席用にツィータも設置するなど、20個のスピーカを車室内に最適に配置した。
次世代音響空間コントロールシステムは、窓ガラスからの反射音など不要な音を抑制し、シートや天井に吸収されてしまう広い空間の音の響きを再生することで、車室内に上質なリスニングルームにいるような広がりのある音響空間を実現するシステム。このシステムは、昨年2月に発売された『クラウン・ロイヤル』のトヨタプレミアムサウンドシステムにも採用されている。