気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2009年3月27日付
●ホンダ、工場稼働再延期、三菱、電気自動車7月発売(読売・8面)
●自動車保険料値上げ、東京海上日動7月から平均1.3%(読売・8面)
●アクアライン交通量22%増(読売・9面)
●GM,早期退職に7500人応募(読売・9面)
●車種多彩、借りるオートバイの魅力(読売・27面)
●2年3か月ぶり、三菱自本社にショールーム(朝日・11面)
●「理想の上司」イチロー、真矢さん、新社会人にアンケート(朝日・38面)
●内定取り消し1469人、今月1日現在(毎日・1面)
●日野自動車解雇の期間労働者が提訴、地位確認求め(毎日・26面)
●追加経済対策与党素案、太陽光発電に2兆円、介護職員の給与補助(産経・1面)
●「トヨタの頂点」マジェスタ進化(産経・11面)
●小沢代表「辞任を」66%全国世論調査(東京・1面)
●トヨタ車祖先喜ばぬ?広告、中国で反発(東京・6面)
●トヨタ5月は休業なし(東京・9面)
●期待の「高速1000円」(東京・19面)
●ガソリン価格ジワジワ上昇10週連続(日経・3面)
●韓国が自動車業界支援、大幅な税減免で販売刺激(日経・7面)
●日産・ルノー提携10年、再編機運、ゴーン氏次の手は(日経・11面)
ひとくちコメント
来週半ばから新年度がスタート。通勤電車内には新調したばかりのスーツ姿の新入社員が目に止まる季節を迎える。しかし、100年に一度の危機に直面している今春は新卒者すべてがハッピーなわけではない。
企業から今春の就職内定を取り消された学生(大学、短大、高等専門学校、高校)が3月1日現在で1469人に上ることが文部科学省の調査で分かったという。きょうの各紙が取り上げているが、1月の調査時の約1.6倍に膨れ上がった。筆者の知人の子息は今週25日の卒業式の前日に内定企業から取り消し通知を受け取ったという気の毒なケースもある。
そんな中、明治安田生命保険が新入社員を対象に「理想の上司」を聞いたアンケートで、男性はワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の連覇に貢献したイチロー選手、女性では女優の真矢みきさんがそれぞれ初の1位となったという。「2人とも頼もしい雰囲気がある。いろいろと不安な時代なので、実力があり職人肌の上司が好まれる」というのが理由だそうだ。
新社会人にはイチロー選手のようにスランプの壁を自ら打ち破る強い精神力を身に付けてもらいたいものである。