豊田通商子会社、採用・人材育成支援事業に参入…中小企業向け

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豊田通商の子会社である豊通ヒューマンリソースは、中小企業の採用・人材育成を目的とした支援事業に参入する。

最初の取り組みとして今年5月に、東海地区の中小IT企業を対象とした合同就職説明会を名古屋市内で開催する。

中小企業を取り巻く新卒採用の環境は、大企業に比べ学生の目に触れる機会や採用人数が少ないため、一人当たりの採用活動に掛かる経費や負担が大きくなる傾向にある。こうした環境下、同社グループは採用活動での費用対効果の追求を通じて中小企業を支援するため、事業に参入する。

具体的な支援事業として、業界を絞った新しい形の合同就職説明会形式を採用し、雇用促進の機会を提供する。

説明会は成功報酬制度を採用し、参加企業の出展料という形でのイニシャルコストを最低限に抑え、採用に至った企業からは採用支援料が別途発生する。

また、希望に応じて筆記試験実施の一括代行サービスを行うことで、企業側、参加者側双方の負担を軽減する。企業の採用に関わることで同社が行う人材派遣業としてのノウハウを活かし、将来的には、採用後の人材育成・教育事業までのサポートをトータルで展開する。

《レスポンス編集部》

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